持続可能な社会を目指したら、雇用が持続不可能になったということか。
世界的な傾向として、ガソリン車、ハイブリッド車に巻き戻しで、日本車勢は現状維持。
環境対策として最終的に目指すところは同じでも、急ぎすぎて負担がかかるとどこかにしわ寄せが来る。
「正しいことをするためには多少の犠牲も必要だ」と考える人もいると思うが、この10年間の世界は「意識高い系症候群」にあったと感じている。「いいことをしている自分が好き」という人が溢れた時代。
グレタ・トゥーンベリ症候群的な。
環境に良いからといって、皆が大西洋をヨットで渡る時間があるわけじゃない。
2019年8月に、英国のプリマスから米国のニューヨークまで、ソーラーパネルと水中タービンを備えた60フィートのレーシングヨットで大西洋を渡った[注 1]が、実際はヨットをヨーロッパへ戻すために数人の乗組員が飛行機でニューヨークへ飛び、ヨットの共同船長は飛行機でヨーロッパへ戻った[24]。---wikipedia
誰かがCO2を排出すると批判されるが、CO2排出を批判するためのCO2排出は目をつぶられるという矛盾。
同じように、EV車の(バッテリー)を製造する際により多くのCO2を排出するという問題が当初指摘されていた。
どんなに立派な目標を掲げても人がついてこないと実現できないし、矛盾を伴えば目の前にあった問題を移動しただけで、やがて新たな問題が生じる。
偽善はやめてもう少し実現可能なところから手堅くやっていかないか。持続可能かつ実現可能な。
と思う。
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