前回(昨年の09月)は得票数1位で通過しながらも決選投票で石破氏に敗れた高市氏。満を持してという感じだろうか。
当時予想していたアメリカのハリス大統領&日本の高市総理という絵は見られなかったが、安倍一派ということも手伝ってトランプ大統領ともうまく落とし所を見つけられそうな気がし、一旦は落ち着いた感がある。
全体像としては円安・株高、金利引き上げには消極的という方向感で、圧倒的大多数を占める一般庶民が直接恩恵を被る政策ではないにしても、引き続き観光大国として経済は回っていくんだろうなという印象がある。
賃上げより雇用創出的な。サラリーマンは仕事があるうちは賃上げを期待するが、仕事そのものがなくなってくると「仕事があるだけマシ」となり、AI・合理化の時代において、徐々に失われていくだろう(サービス業率が高い日本の環境も踏まえ)単純労働者の雇用創出がひいては社会保障費圧縮に貢献(=増税を抑制)することになり、長期的な日本全体のためという視点において社会基盤の安定化が期待できる。
効果がすぐに目に見えないことから評価はされにくいが将来に向けた土台作りは重要であり誰かがやらなきゃいけない。
こちらの記事によると、
今回、総裁選を争った小泉進次郎・農相ら4人の候補者については「4人の候補者の方はもちろん全員、活躍をしていただきます」と明言。「それぞれ12日間の総裁選の間中、討論を重ねてきて、いいアイディアを持ってらっしゃるなと素晴らしいところが見えましたので、全員、活躍をしていただく。そういう風に考えております」と明言した。
ということらしい。
個人的に好きな考え方。
戦った相手を切り捨て踏みつけてマウントを取るよりは、ライバルを認めて「それを国民のために活かして」と働かせる方が敬意があって良い。
そもそも何で戦ったのかといえば、国民のための政治家であるという大前提があるから。
高市新総裁に期待したい。
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