今更気付くことじゃないんだが、4日くらい前に気付いた。
デパートは全身が映る鏡がナイ。
これだけ女性達が“本日のアウトフィット”をSNSに投稿する時代になってから久しいというのに。
新宿伊勢丹ではチラっと見かけたが、日本橋三越、日本橋高島屋、松屋銀座、銀座三越、大丸東京のいずれも、いわゆる姿見が見当たらない。ヤローフロアに限らず。
トイレに行けと言われても、イチイチ用を足している男達の後ろ姿は見たくないし、トイレと姿見ではそもそもの目的が違うし、洗面ボールの前にある鏡では全身映らない。
靴まで全部映る鏡がない。
ブティックに入ればもちろんあるんだが、買い物もしないのにズカズカと入っていって「鏡借りますね」はあまり行儀良くない。
私は家でもほとんど鏡を見ない派なので外でも見ないんだが、ふとマフラーとバッグと靴の色が合っているのか不安になり(色覚異常のソレ)鏡を探した際に気付いた。
恐らく「何で?」と聞けば、「割れた時に危険だから」とかほとんどガラス張りのブティックだらけの建物の中でアホな答えが返ってきそうだが、“身だしなみ”という言葉はそういえばどこに行ったのかとふと思ってみたりした。
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