ロシア連邦航空局(Rosaviatsia)が同日、外国企業からリースされている機材を運航する国内航空各社に対し、西側諸国による対ロシア制裁に関連して保有機が差し押さえられる事態を回避するため
EUは順番を間違えた。
結局のところ、感情的な「制裁」で転んだだけじゃないのかEUは。それを追ったアメリカもだが、アメリカ発の飛行機はロシア大陸を横断する必要があまりない。
一週間、10日ほど待っていれば、こうしてロシアの飛行機は飛べなくなり自滅していたところを、わざわざ先手必勝かのように乗り入れ禁止、領空飛行禁止と打ち出したものだから、ロシアの対抗措置を受けてあの巨大な大陸を横断できなくなってしまった。
その点、いつも通り反応が鈍い(禁止してないので対抗措置を受けてない)日本は、まだロシアの領空を飛べる。
今後もそのままロシアの飛行機が乗り入れていれば「経済制裁の抜け穴」と呼ばれてしまうが、ロシアの飛行機はどうせ飛べないので、日本国籍の飛行機がロシア領空を飛ぶだけだから美味しいとこ取りできる。
経済制裁を語る上で「返り血」という言葉もよく見聞きするようになったが、返り血とは相手を切った時に飛んでくる血であり、悪戯に刀を振り回して自分も切っちゃったは返り血ではなく事故または自傷。
ゲーム理論の専門家や、チェスや将棋のチャンピオン達を制裁戦略室に招いたらいいんじゃないか。
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