「米大統領、防衛費増含め対日交渉 安保条約は不公平と重ねて不満|47NEWS(よんななニュース)」

 最初からトランプ大統領の言いたいことは、ソコ(防衛)だと思うんだが。日本に対しては。

「われわれは数千億ドルも払って守るが、彼らは何も支払わない。われわれが攻撃されても、彼らは何かをする必要はない」と主張した。

 これに対して、相変わらず日本人は

トランプ氏は3月にも、日米同盟は片務的だとする発言をしていた。安保条約は日米関係の基軸で、米国の対日防衛義務だけではなく、日本による米国への基地提供義務も規定している。

という受け止め方をしている。

 基地を提供する義務があっても、「日本人はアメリカ人のために血を流して共に戦う義務がない」ということをトランプ大統領は言っているんじゃないか。

 トランプ大統領のいかついキャラにそぐわないが、女々しい表現をするならば「アメリカが攻撃されたら“一緒に戦う”って言って」というところまで踏み込んできているのだと思うが。

 アメリカから「もっと(対等に)仲良くしよう」コールを受けている日本は、日本の若者よろしくコミュニケーション障害で対応するつもりなのか(笑)。

 もちろん日本には憲法9条があるので、「日本からも自衛隊を派遣して共に戦います!」宣言はできないにしても、典型的な昭和の頑固親父がココまで歩み寄ってきているのだから、もうちょっと(政治としてではなく)ヒトとして応えた方が良い。

 空気を読もう。

 強面の男性ほど、懐に飛び込んでくる人を求め、可愛がる。

 ソコさえ汲み取って前進できれば、日鉄によるUSS買収は即座にゴーサインが出るだろう。

 トランプ大統領に「シンゾー」「シンゾー」言わせる安倍元総理はソコが気が利く男だったのかなと思う。