「「シティー・キラー」小惑星、地球衝突確率3.2%に NASA 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News」

 3.2%は結構な確率。

NASAの最新の分析では、衝突確率は3.1%で、衝突が予測されるのは2032年12月22日となっている。これは約32分の1の確率に相当し、コイントスで5回連続して結果を当てるのと同じ確率だ。

 標準正規分布の出現率から言うと、IQ 128 [S.D.15](または偏差値69)以上の人と出会う確率よりもシティー・キラーが地球のどこかに衝突する確率の方が高い。

 そう思うと心配でしょうがないので「96.8%は衝突しない」という楽観論を信じることにする(笑)。

衝突の可能性がある地域は、東太平洋、南米北部、大西洋、アフリカ、アラビア半島、南アジアとされる。

 幸いにも日本には落ちない様子だが、これが最初で最後なわけでもない。

 2022年に、NASAは惑星の軌道修正実験に成功したとあるが、現在のトランプ政権下においては、「米国領に落ちないのならNASAの技術・設備は使わせない」と言い出しそうな気がし、「どうしても守ってほしければ○△□をよこせ」という“取り引き”を持ちかけられる流れだろう。

 問題は“取り引き”できるものを持ってない小国は見捨てられてしまう可能性があるということ。

 裏を返せば、人が欲しがるものを持っているというだけで高い価値があるということ。

 物々交換時代に遡れば言うまでもなく、シルクロード時代のハーブとスパイスの交換もそうだし、現在のお金や有価証券、金(ゴールド)などの資源、知能や才能、時と場合によっては美貌やコミュニケーション能力なども強い引きがある。

 最終的には需要と供給のバランスで自分の価値が決まるので、「自分は他人に何を与えられるか」を再考するのに良い機会かもしれない。