性染色体による性別決定について再学習。 前稿を踏まえて認知を更新しようと思い、改めて性染色体による性別決定について読んでみた。 1対は男女の性別の情報を持つ性染色体です。男性の性染色体はXY、女性の性染色体はXXです。by 看護roo!とある。これまでの認識通り。正常な雌個体には存在しない性染色体をY染色体という。by WikipediaとWikipediaでは「正常な」がついている。 更に読み進めると、クラインフェルター症候群という染色体異常症候群があり、この患者の性染色体は一本多いXXYである(染色体総数は47本)。クラインフェルター症候群患者の身体的な特徴は男性である。一方、ターナー症候群という染色体異常症候群があり、この患者の性染色体はXが1本しか持っていない(...2024.08.03 12:11報道・事件・事故遺伝・遺伝子時代科学・テクノロジー
大卒と非大卒の差。 2年前にも似たようなことを書いたが、20年前は、(日本人の場合)世間話程度では大卒と非大卒の差をあまり感じることがなかったのが、この10年くらいで違いがはっきりわかるようになってきた。 特にこの数年の20代。 高学歴=頭が良い、低学歴=頭が悪いという話ではなく、あまりにも激しい体験格差が大人になってからの“違い”となって表出している。 という話。 コートの上にジャケットを着せようとする美容師然り。シャンパン=ホスト・ホステス達の「シュワシュワ」でしかないセラピスト然り。 靴べらが何なのか知らない若い女性もいる。父親像が見えてくる。 職に就いても、上司が何も教えない・注意しない時代になり、知らないまま社会に出ると、知らないまま歳をと...2024.07.03 01:34所得・年収格差学歴遺伝・遺伝子時代社会
「鼻をほじると「アルツハイマー型認知症」が高まることが判明…ウイルスが“脳に入り込む”メカニズムの「意外な盲点」(中尾 篤典,毛内 拡) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)」最近「鼻から入った細菌が原因でアルツハイマー型認知症になる」という研究結果が発表され、注目を浴びています。 何と。アルツハイマー型遺伝子(APP、PSEN1、PSEN2)で決まるものだと思っていたが。 「脳神経のうち最も外界に近い「飛び出した」器官である鼻(鼻腔にある嗅上皮)」(2016年の投稿)というのはアロマテラピーの解剖生理で学び、今でも非常に興味のある領域。 ※ドラッグを鼻から吸い込むのは薬学的な効率は良いが、非常に危ない行為。 細菌(記事ではウイルスとあるが)感染すれば、白血球との戦いによって生じた細菌の死骸がアミロイドβとなり、いわゆるゴミを発生させ詰まらせる(それが脳で起きたら認知症になる)という流れも理解している。...2024.05.11 18:56病院・医療感染症菌・真菌遺伝・遺伝子
「ひろゆき氏 “カリスマ教育ママ”の発言を疑問視「優秀な遺伝子の子供が産まれただけなのに」 | 東スポWEB」 誰もが希望を持ちたいから、遺伝で片付けるより方法論を語る方が儲かるというのが実際のところ。 もちろん私は後天的な方法論や努力よりも生得的才能(遺伝)派。 勉強の才能(日本の場合主に記憶力)も、勉強を努力する性格も、毎日学校や塾に通う勤勉な性格も、目標に向かって頑張る(諦めない)という性格も、同じ事を繰り返す(反復学習)ことができるという性格も遺伝的特性で決まる。 すると手柄は親2人で折半(笑)どころかその先祖代々にまで遡るので、称賛対象としての“取り分”が減る。 そこで子育てや教育方法が優れていた結果だとすることで、育ての親は手柄を独り占めすることができる。 その手柄を独り占めしたがる性格もしゃしゃり出てくる(笑)性格も遺伝的性質...2023.04.17 01:45AI・人工知能教育・学問・学習才能・能力遺伝・遺伝子努力心理
「女性と子供」のシーンはどうなるのか。 昔からドラマ・映画でもお馴染みの「まずは女性と子供達を」と先に逃がすシーン。 私にとっちゃ何の異論もないんだが、男女平等を盾に「男達も逃げる権利がある」とか言い出してジャンケンとかくじ引きになるのかこの先。 揉めてる間に皆死んでしまう的な。 映画でまで見たくない(笑)。 が、真面目に男性が女性に奢るか否かの論争が盛り上がる時代なので、じゃんけん中の死(笑)もあり得ないことではない。 私は「答え」に困った時、極限状態を想定して考えるようにしている。 人類滅亡の危機というくらい究極的な状況下にある場合、できるだけ女性が多く生き残る方が良い。 例えば1人の男性と多数の女性なら、女性さえ納得すれば沢山の子孫を並列で残すことができるが(人口...2023.04.13 18:04思考遺伝・遺伝子時代平等・差別
「辛坊治郎氏 少子化対策に持論 N分N乗方式が効果的「子供を持とうというモチベーションが上がる」― スポニチ Sponichi Annex 芸能」 フランスは何才になっても恋をしたい愛の国なので、恋愛の結果としてN分N乗方式が効果的に機能するが、愛よりお金というパパ活社会の日本で同じように上手く行くかというと私はそうは思わない。 男性と一緒になりたいという気持ちよりも、1人の方が気楽だけどお金は欲しいという女性が多い場合、「世帯」という概念自体ハードルが高い。 まず男女賃金格差が大きいため、ケチな男と一緒になったばかりに、表向きの男女平等を盾に「税金も割り勘」という話になると所得の低い女性が損をする。 結局は女性が所得の高い男性の節税の道具として扱われるようになる。 そして「少子化対策」かつ子供を産めば世帯割の分母が増えるという前提なので、女性は運も寸も無く生んで当たり前感の...2023.01.07 13:34政治所得・年収税金遺伝・遺伝子時代
「山口真由氏 岸田首相の「異次元の少子化対策」に「財源はどこにあるのか?が問われていく」― スポニチ Sponichi Annex 芸能」 日本で本質的な財源の話は国が滅びるまでできないんじゃないか。 知能に限らず、才能や学力が遺伝するように商才も遺伝するので、経済的支援がなければ子供を産めない・育てられない家庭に支援して「産んで」としてしまうと、経済力のない人を量産し、将来的に経済的支援が必要な人口が増え、今以上に大変なことになる。 最終的には税金の取り合いとなり、ひいては高額納税者の取り合いとなり、今の「パパ活日本」をもっとあからさまにした依存・媚び社会が訪れる。 遺伝なんてそんなものは存在しないというトンデモ路線で行くと政府が決めたのならしょうがないが、もうちょっと根本的なところから見直していく必要があるんじゃないかというのが私の率直な考え。 2023.01.05 12:09政治所得・年収税金遺伝・遺伝子社会
「子供の知能をほめると成績が下がる驚くべき理由 | 子育て | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース」 記事タイトルの「知能を褒めると」と言うより、内容としては知能に限らず生得的な能力を褒めるか、後天的な努力を褒めるかという話。 幼少期にあまり生得的な才能を褒め過ぎると、「ボク・ワタシはこんなに頑張ってるのに」と大人(ほとんどの場合親と先生)が自分をちゃんと見てくれていないような淋しい気持ちになる。本人の性格によっては、自分に目を向けさせるためにわざとでも落ちこぼれて見せる子もいるだろう。 要は愛が必要な時期。 が、本当に才能があれば、小学校も高学年になると、それが才能による結果か、努力がもたらした結果かは本人がイチバンよくわかるので、才能に対し「やればできる」みたいな褒め方をされるとイラッとくるようになり、そのうち「どうせこの違い...2022.07.30 15:47教育・学問・学習才能・能力遺伝・遺伝子努力心理
「「お金持ちだからではない」頭のいい子が育つ家庭に共通する"幼児期のある習慣" 英才教育よりも確実な科学的手法 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」 頭の良い人の文章は脳にスムーズに入ってくる。思考がまとまっていてブレがない。なぜ裕福な親のほうが赤ちゃんに話しかける量が圧倒的に多いかについては、この研究は答えていない。もしかしたらコミュニケーションに長けた人ほど高収入を得やすい、などの社会的背景もあるのかもしれない。 実際のところ、コミュニケーション能力の高さと高収入は高い確率で結びついていると思うが、それに加えて日々の生活における“ゆとり”の違いも大きいだろう。 低収入家庭は共働き+家賃の安いエリアからの長距離通勤で長い時間子供に構ってられないというケースが多いだろうし、大方語彙が乏しく「すげー」とか「やばい」とかそんな言葉を何度も聞かされても脳への刺激にならないし、「一方で...2022.07.24 09:22脳・神経育ち・マナー言語・言葉・表現IQ・知能才能・能力遺伝・遺伝子
「親ガチャ」という言葉が意味する時代。 遺伝学上、鳶は鷹を産まない。 事実、いかなる生物も人間以外が人間を産むことはない。 しかし何千万年という非常に長い年月かけてサルからヒトへと進化してきた。 ヒトは世界中の法律や制度のもと同じヒトとして扱われているが、過去にサルからヒトへと進化したように、今現在も遺伝子レベルでは分岐し続けていて、大きな差が開きつつある。そしていつの日か「同じ」と言うには無理があると感じた時に、遡って「NN年代に分岐したと考えられる」という具合に分類される可能性がある。まだまだ相当な時間がかかると思うが。 「鳶が鷹を産む」は、何の取り柄もない(そう見える)凡人の親2人から優秀な子が生まれた時に使われる言葉だが、遺伝という大前提から言えば、思考が逆さま...2022.07.09 14:30格差才能・能力学歴遺伝・遺伝子努力時代平等・差別
「マスク氏「日本はいずれ存在せず」 出生率低下に警鐘: 日本経済新聞」 日本はそのコースに乗って11年経った。 2008年にピークを迎え、2011年からは減り続けていて、それは当然に加速する。 将来の親となる人口が減っていて、なおかつ現役世代1人あたりの高齢者扶養負担が増すため、今後ますます子供を持たない(育てる経済的余裕がない)人が増える=人口減が加速するという循環にある。 経済的不安が高まると出生率が下がることはリーマンショックで世界的に確認された。 そこで問題がある。 経済不安が出生率低下の原因ならば、低所得世帯に「経済支援するから子供を産んで」という考え方。これは真か。 所得、すなわち「お金を稼ぐ力」とは現代における狩り(食べていくための術)の能力であると考えられ、これは能力(才能)によるもの...2022.07.01 15:24経済政治富の再分配所得・年収格差税金才能・能力遺伝・遺伝子努力時代社会
世界時価総額ランキングで見る、1989年の日本と2022年の日本。 日の丸が全部星条旗に置き換えられた感じ。 時価総額とは必ずしも企業の経営状態の実態を指し示しているわけではないが、少なくとも投資家達から見た当該企業に対する未来への期待感は表れている。 私も2000年代中盤には日本(日本人)に期待することを諦めたが、この2年間パンデミックで空も海も貨物スペースが逼迫している中、ロシアのウクライナ侵攻によって止まったJAL/ANA欧州線の運航再開の遅さを見ていると(欧州国籍の便はさっさと再開し増便計画も発表している)、期待どころかこのインフラ(の一部)の上に存在すること自体がリスクなのかなとさえ思い始めた。 建築で言えば地盤の弱さ。そこに家を建てたくない。 一度形ができてしまえば、毎日同じ事を勤勉に...2022.04.08 13:21経済思考宅配・物流・輸送IQ・知能国際遺伝・遺伝子